【NBAの起源】
NBAの歴史は1946年にまで遡り、当時はBAA(Basketball Association of America)という名称でした。 最初のタイトルマッチが行われたのは1948-49年のシーズンで、当時は全8チーム、 2ディビジョンという構成でした。 その後チーム数は増えたものの組織が分裂し、1949年にBAAから現在のNBAという 名称に組織名が変更されました。 1960年までは2ディビジョンの8~10チームという構成でしたが、1970年代に もう一つのリーグであったABAのチームがNBAに参加して、1976年には22チーム 4ディビジョンという、現在のリーグの構成に近い形になりました。 その後も少しずつチーム数が増え、現在の30チーム6ディビジョンという形に至ります。
【1950~70年代】
NBA発足時はレイカーズが活躍した時代ですが、その後1960年代に入るとボストン・ セルティクスが圧倒的な強さを見せました。 そして、1970年代にはABAのチームが加わり、チームの力が均衡してきました。 この時代を代表する選手には、デーブ・コーエンス、ビル・ラッセル、ジェリー・ウェスト、 ピート・マーヴィック、ジョン・ハブリチェック、ウィルト・チェンバレンなどがいます。
【1980年代】
1980年代は、ボストン・セルティクスとロスアンゼルス・レイカーズの2強に加えて、 フィラデルフィア・シクサーズが活躍した時代です。 また、1980年代後半になるとデトロイト・ピストンズが台頭してきました。 当時の大スターは、セルティクスのラリー・バード、レイカーズのマジック・ジョンソン、 カリーム・アブドル・ジャバー、そしてシクサーズのジュリアス・アービン、ピストンズの アイゼア・トーマスなどがいます。 彼らの活躍がNBAの人気を一気に高めました。