NBAのルール

NBA独自のルール

NBAのルール

NBAルールは、世界のバスケットボールの最高峰と言われるリーグのルールですが、実は日本のバスケットボールとはいくつか違いがあります。 ルールの違いは、どのように試合の展開や戦略に影響するのでしょうか?

【国際ルールとの違い】

NBAのルールは、皆さんがご存知の国際ルールとは違い、NBA独自のものです。 国際ルールのように競技としてのバスケットボールではなく、見ている観客を楽しませる バスケットボールを目指していることから、頻繁にルールは変更されます。 そのため、国際ルールとNBAルールでは所々でルールが異なります。 現在は、国際ルールでもNBA同様に24秒ルール(プレイヤーがコート内でボールを保持 したチームは24秒以内にショットをし、24秒の制限が終わる前にボールがリングに触れ なくてはならない)ですが、以前の国際ルールでは30秒ルールとなっていました。 これまでの流れをみると、国際ルールがNBAルールに歩み寄っている(近づいている)と いう感があります。 このことを理解すると、よりNBAを楽しむことが出来るでしょう。

【頻繁なルール改正】

NBAはエキサイティングなゲームを観客・視聴者に提供する為に、新ルールを頻繁に採用 したり、ルール改正されます。 3ポイントラインや10秒ルール、ゾーンディフェンス、ディフェンス3秒ルール、ノー チャージングエリア、チャージドタイムアウトに関してなど、毎年のようにルールが変化して いますので、ルールを理解するとNBAをより深く楽しむことが出来るでしょう。 新ルールが適用される場合は雑誌やテレビなどで解説されている場合がほとんどですので、 しっかりチェックしておきましょう。

【レギュラーシーズン】

レギュラーシーズンは全82試合行われ、各カンファレンスの上位8チームがトーナメント 方式のプレイオフに進出することができます。 上位8チームの決め方は、各ディビジョンでのトップが3チーム、残りの5チームは勝率に よって決められます。

【プレイオフ】

プレイオフに進出したチームの試合の組み合わせは、1位と8位、2位と7位、3位と6位、 4位と5位といった具合に組まれます。 また、上位チームのホームゲームが下位チームより1試合多くなり、これをホームコート・ アドバンテージと言います。 プレーオフは、4ゲーム先取方式 のトーナメント形式で争います。 そしてそれぞれのカンファレンスの優勝チームが決勝(ファイナル)に進み、勝ったチーム がそのシーズンの勝者となり、NBAのタイトルを獲得します。